(写真)舞鶴市立丸山小学校跡。
2021年(令和3年)3月、京都府舞鶴市小橋(おばせ)を訪れました。
1. 小橋を歩く
1.1 舞鶴市立丸山小学校(廃校)
1886年(明治9年)2月吉日に三浜小学校として開校。1947年(昭和22年)に丸山小学校に改称し、1950年(昭和25年)には現在も残る木造校舎が竣工しています。1998年(平成10年)3月25日、舞鶴市立大浦小学校に統合されて閉校しました。
舞鶴市には唯一残る木造校舎だそうで、2005年(平成17年)の映画『男たちの大和』では原爆投下後の広島市の救護所として登場するそうです。廃校舎はNPO法人・地元住民・NPO法人・舞鶴工業高等専門学校が協力して活用を進めており、2017年(平成29年)には舞鶴高専の生徒が校庭の南側に木製ベンチ「まるやまべんち」を設置しています。
(写真)舞鶴市立丸山小学校の正門。
(写真)「丸山校跡」の碑。
(左)敷地。右端は「まるやまべんち」。(右)敷地南西端にある三浜丸山古墳の碑。
1.2 松原神社・竜宮浜
(左・右)松原神社の社殿。
丸山小学校跡や松原神社から約600m北には、コンクリート舗装された駐車場で本土とつながっているアンジャ島があります。一見すると陸繋島のようですが、かつては橋で本土とつながっていたようです。アンジャ島の沖合には磯葛島(いそかずらとう)と沖葛島(おきかずらとう)があります。
(写真)竜宮浜。左奥は磯葛島、中央左はアンジャ島。