正面から撮ったi-ビル。撮影はAsturio Cantabrio氏。
一宮市立中央図書館にはたまに行く。JR尾張一宮駅・名鉄一宮駅に直結していて、21時まで開いていて、 ゆったりとした持ち込みPC席があって、公衆無線LANが使える。同じビル内にタリーズなどの飲食店がいくつもある。
テーマ展示「一宮と濃尾地震」
一宮市立中央図書館では11月22日から来年2月19日まで、「一宮と濃尾地震」というテーマ展示を行っている。1891年の濃尾地震に関連する文献が集められていて、書籍だけでなく活断層図まで展示している。
この中には1892年刊行(?)『THE GREAT EARTHQUAKE OF JAPAN 1891』の復刻版(1993年)、1893年刊行『濃尾大震災寫眞帖』の復刻版(1973年)などの写真集があった。このテーマ展示がなかったら書庫から出されることがない文献も何冊かありそうだった。
『THE GREAT EARTHQUAKE OF JAPAN 1891』には鮮明な写真が多数掲載されている。面展示されたこの機会に、すべてスキャンしてWikimedia Commonsに上げてしまいたいと思った(しないけど)。
地域資料の館外貸出
一宮市立図書館は地域資料の館外貸出にとても寛容だと思う。
各種自治体史が、特に『名古屋市史』(1915-1916)、『渥美郡史』(1923)、『岡崎市史』(1926-1930)などの古めかしい自治体史が、館外貸出可能な状態で地域資料コーナーに置かれている。
『豊橋市図書館100年のあゆみ』『津島市立図書館編年資料集成 1895-2015』などの図書館史、各図書館の各年の事業年報も、やはり館外貸出可能な状態で地域資料コーナーや書庫に置かれている。明らかに複本がなさそうな地域資料でも館外貸出ができる。