2016年3月19日(土)
ウィキペディア15周年イベント関西
午前 主催者挨拶、各種発表(6人)
ひる お昼ごはん
午後 執筆ワークショップ(6班)、成果発表
よる 懇親会
※ウィキペディア日本語版内のWikipedia:オフラインミーティング/ウィキペディア15周年記念・ウィキペディアを書いてみよう! in 関西にまとめが掲載されています。
グランフロント大阪のナレッジキャピタルタワー7階、大阪イノベーションハブで開催。大阪イノベーションハブは大阪市が運営する施設なんだそう。民営のコワーキングスペースのように施設使用料がかからない代わりに、このイベントの主催者は何度か面接を受けたそうです。とってもきれいな施設(2013年開業)に約30人の参加者が集まりました。
天気予報では午前中から雨の予報でしたが、前日から降っていた雨は朝方には止みました。それでも少し客足に影響したでしょうか。主催団体である関西ウィキメディアユーザ会代表の木津さんはお休み。オープンデータ京都実践会のイベント常連が多かった印象です。しかし、東京のイベントよりもこの種のイベントへの初参加者が多い感じも。
初心者班4班、上級者班1班、画像アップロード班1班の計6班に分かれる。初心者班にはベテラン執筆者のVZP10224さん、ベテラン執筆者のVigorous actionさん、ベテラン執筆者のMiyaさん、へっぽこ編集部員のAsturio Cantabrio氏などが1人ずつ入ります。主催者である青木さん、榎さん、Miya.mさんらは班に入らず、会場内を徘徊します。ウィキペディアタウンイベントにおける関西の強みはここだと思う。一定数のウィキペディアンが参加しており、各班に目を配ってくださる方(Miya.mさん)がおり、班の中で執筆作業を主導して下さる方(VZP10224さん/Vigorous actionさん/Miyaさん/是住さんなど)もいる。
班ごとに約2時間半かけて記事を作成しました。4つの班がそれぞれ選んだのは「大阪市の橋(複数)」「大阪イノベーションハブ」「天神橋筋商店街」「桜の通り抜け (大阪市造幣局)」。ウキペヂアンの視点から見ると「大阪イノベーションハブ」は明らかに難しい主題ですが、VZP10224さんが中心となってうまいこと記事を作成しました。ただこの施設、定義するのが極めて難しい。作成されたウキペヂア記事には「イノベーション創出支援業務を実施する組織」とありますが、施設じゃなくて組織なんですね。イノベーション創出支援業務ってなんだろう。
自治体で地図のオープンデータ化に携わっている方、東大阪の女子大で教えられている女性の方、中国からの留学生の方と一緒に執筆作業に取り組みました。定義が難しいという点では私の班が取り組んだ「桜の通り抜け」も同じ。桜並木のことなのか、花見イベントのことなのか。あれこれ悩んだ挙句、桜を見る催しという定義に落ち着きました。ただし、関西人以外がこの記事のタイトルを見ても意味がわからないと思う。
上級者班は1人ずつもくもくと作業する感じか。「KEGG」(加筆)「高山建築学校」「浄福寺 (奈良市)」などが作成されました。新しい試みだと思いますが、せっかくのエディタソンの意味がないような気も。画像アップロード班はエッグタルト、鉄道駅、河川、今回の会場風景などの画像をアップしたようです。
画像はWikimedia Commonsより。AuthorはMC681、Ujijis