振り返ればロバがいる

Wikipediaの「利用者:Asturio Cantabrio」によるブログです。ロバです。2017年7月25日から試験的にデザインを変更。

宮津市立図書館とその周辺を訪れる

4月28日の金曜日には「オープンデータ宇治の歴史・文化」プロジェクトのキックオフミーティングにおじゃまさせてもらい、是住さんと森田さんが大学院の授業の一環として取り組んでいるおもしろいプロジェクトの話を聞いた。翌日には丹後地方にでかけるという話をしたら、是住さんから「2017年中に宮津市立図書館が移転する」という話を聞いたので、図書館の訪問を急きょ予定に組み込んで移転前の姿を確認しに行った。

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(写真)宮津市役所。本エントリーの写真撮影者はすべてAsturio Cantabrio。

宮津市立図書館を訪れる
宮津市立図書館単独のウェブサイトはなく、自治体ウェブサイト内の1ページが図書館に充てられている(本当に1ページ分しかない)。GW中ということでこの日に開館しているかどうか不安だったが、ウェブサイト内にカレンダーは見当たらない。電話しないとわからないらしい。
土曜日の朝に京都市を出て、JR山陰線で丹後地方に向かう。福知山駅で京都丹後鉄道の特急に乗り換えると車内には中国人観光客が多かった。天橋立駅まで行かずに宮津駅で降りる。10分ほど歩くともう図書館が見えてくる。何度となく来ている宮津市街地は歩きなれている。
 
図書館はやはり休館していた。外観の写真を撮っていたら、車でやってきた方がいた。この方も休館中なのを知らずに来たらしく、休館中の張り紙をみて嘆いていた。入口横にはウェブサイトになかった開館カレンダーが貼ってあった。
カレンダーだけではない。ウェブサイトになかった移動図書館のステーションや運行日の情報も、図書館の入口横に貼りだしてあった。この街では図書館サービスに占める移動図書館のウェートは大きいはず。ウェブサイトでわかる情報は増やしてほしい。移動図書館の利用者はウェブサイトなんて見ないのかもしれないけれ。(なおウェブOPACもない)

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 (上)休館日の宮津市立図書館。図書館としては“府内で3番目に古い”建物らしい。
(下2枚)裏側に回ると味のある「としょかん」の文字が。脇の大手川にはボートが係留されてる。

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京都新聞毎日新聞の記事を読むと、2017年7月末には中心市街地にある複合商業施設「ミップル」3階・4階部分のテナントが撤退。その4階部分に図書館を移転させて、2017年中には業務を開始するらしい。となると10月末くらいには現図書館は閉館となるはずだけど、ウェブサイト上では移転や長期休館に関する情報は確認できなかった。
「ミップル」の隣には2015年にできたばかりの観光交流センター(観光案内所)もある。付近は道の駅に登録されていて、すぐ裏手は観光船のりばになっている。ひっそりとしていた図書館前と比べるとかなり人の流れがある。
しんぶnミップル
新聞記事によると、4階フロア3,500m2の大部分が図書館に充てられるらしい。現行館が557m2なので、5-6倍程度に増える。2016年9月に移転が報じられてから実際に移転するまで1年しかないけれど、どれだけ練られた図書館ができるだろう。

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OpenStreetMapから作成した図。施設の位置関係。

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(左)9月の移転先の複合商業施設「ミップル」。(右)「ミップル」の裏側はすぐ日本海

(下)「ミップル」4階フロア。売り尽くしセール中。

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宮津市立前尾記念文庫を訪れる

宮津市立図書館の隣には「宮津市立前尾記念文庫」なる建物があった。宮津市出身の政治家(元衆院議長)である前尾繁三郎から蔵書35,000冊と建設費の寄贈を受けて、宮津市立図書館の11年後の1981年に開館したらしい。
この文庫だけで図書館として成り立つんじゃないかと思うくらい、いろんな分野の本がある。公共図書館だと書庫にも置いてなさそうな本が多い。1981年に亡くなった方なので古いのは確かだけれど、使い方次第では役に立ちそう。ただウェブOPACはないらしい。
通常時でも金・土・日の週3日しか空いていないが、GW中も通常通り開館しているということだった。つまりこの日は開館していた。市民が開けててほしいのは前尾記念文庫ではなく図書館だろうに、なんだかちぐはぐしている。
 
内部は下のような感じ。開館時から蔵書数は変わってないはずなのに、通路脇にまで本がはみ出していて窮屈そう。ただ宮津市立図書館より建物は新しく、床面積も広い。1階部分は改装中なのかまっさらな状態だった。

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