振り返ればロバがいる

Wikipediaの利用者であるAsturio Cantabrioによるブログです。「かんた」「ロバの人」などとも呼ばれます。愛知県在住。東京ウィキメディアン会所属。ウィキペディアタウンの参加記録、図書館の訪問記録、映画館跡地の探索記録などが中心です。文章・写真ともに注記がない限りはクリエイティブ・コモンズ ライセンス(CC BY-SA 4.0)で提供しています。著者・撮影者は「Asturio Cantabrio」です。

羽島市歴史民俗資料館・羽島市映画資料館を訪れる(1)

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(写真)羽島市歴史民俗資料館・羽島市映画資料館。竹ヶ鼻城をモチーフとする西面。2019年12月。

2021年(令和3年)11月、岐阜県羽島市羽島市歴史民俗資料館・羽島市映画資料館を訪れました。「羽島市歴史民俗資料館・羽島市映画資料館を訪れる(2)」に続きます。

 

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1. 羽島市歴史民俗資料館

羽島市歴史民俗資料館・羽島市映画資料館は1996年(平成8年)に開館した公立の博物館です。もともと羽島市には1984年(昭和59年)開館の羽島市歴史民俗資料館がありましたが、竹鼻朝日館 - Wikipediaの建物内で発見された映画関係資料を加えて、竹鼻朝日館跡地に新たに建設されたのが羽島市歴史民俗資料館・羽島市映画資料館です。

年4回の企画展が開催されますが、上半期(4月~9月)の2回は映画に関する企画展が多く、下半期(10月~3月)は羽島市に関する企画展が多い。令和3年度の第3回企画展は羽島市を通る名鉄竹鼻線の開業100周年を記念した「竹鼻線開通100周年」です。

 

1.1 企画展「竹鼻線開通100周年」

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(写真)羽島市歴史民俗資料館・羽島市映画資料館の入口。

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(写真)企画展「竹鼻線開通100周年」の案内。

 

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(写真)企画展「竹鼻線開通100周年」の入口。

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(写真)企画展「竹鼻線開通100周年」の展示。

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(写真)企画展「竹鼻線開通100周年」の展示。

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(写真)企画展「竹鼻線開通100周年」の展示。

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(写真)企画展「竹鼻線開通100周年」の展示。

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(写真)企画展「竹鼻線開通100周年」の展示。

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(写真)企画展「竹鼻線開通100周年」の展示。

 

2. 羽島市映画資料館

2.1 常設展示「消えていった名古屋の映画館」

2階の映画資料室では毎月第2土曜日に旧作の映画上映会が開催されます。この日は「テツドウモケイ運転会」が行われていました。常設展示として安達史郎氏が作成した地図「消えていった名古屋の映画館」が展示されています。

安達氏は自身の記憶を元に作成したと思われ、『映画館名簿』などの文献は用いていないと思われます。抜けている映画館は多数あるものの、このような題材に関する関心が高くない時代に作成した地図として意義があると思われます。

 

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(地図)「消えていった名古屋の映画館」。全体。

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(地図)「消えていった名古屋の映画館」。名古屋市中央部。

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(地図)「消えていった名古屋の映画館」。名古屋駅前。

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(地図)「消えていった名古屋の映画館」。伏見周辺。

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(地図)「消えていった名古屋の映画館」。栄周辺。

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(地図)「消えていった名古屋の映画館」。大須周辺。