振り返ればロバがいる

Wikipediaの「利用者:Asturio Cantabrio」によるブログです。ロバです。東京ウィキメディアン会・関西ウィキメディアユーザ会所属。図書館界で静かなブームとなっている(?)ウィキペディアタウンの参加記録、図書館の訪問記録などを書きます。

弥富市立図書館を訪れる

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 (写真)弥富市立図書館。

 

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
このブログにおける文章・写真は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 3.0 非移植 ライセンスの下に提供されています。著者・撮影者は「Asturio Cantabrio」です。写真は「Category:Yatomi City Library - Wikimedia Commons」にアップロードしています。

 

弥富市を訪れる

 愛知県の西の端、弥富市にある弥富駅JR東海名鉄の共同使用駅。名鉄赤い電車JR東海のオレンジ帯の電車が隣り合う不思議な光景がみられる。100mほど歩くと近鉄弥富駅弥富市のメインの駅はこちらであるが、どちらにせよ駅前からは細い道路が伸びており、のどかで昭和な雰囲気が漂っている。両駅がある一帯の町名は鯏浦町(うぐいうらちょう)。弥富市の町名一覧を眺めると、鯏のほかにも亀ケ地(かめがんじ)、鮫ケ地(さめがんじ)、海老江(えびえ)、西蜆(にししじみ)、鳥ケ地(とりがんじ)、馬ケ地(うまがんじ)、狐地(きつねじ)など、生き物の名前が目に付く。

 愛知県民は木曽川が愛知=三重県境だと思っているが、木曽川より愛知県側、弥富市の南には三重県桑名郡木曽岬町(きそさきちょう)がある。木曽岬町弥富市との関係が深く、木曽岬町のコミュニティバス近鉄弥富駅弥富市役所にもバス停を持つ。2018年1月には木曽岬町に初めて図書館が開館するらしいが、「複合型施設」の「教育文化棟」に入る新図書館の最新情報はどこで入手できるのかわからず困っている。広報・広聴 | 木曽岬町 - 広報きそさきは過去数年分を一通り閲覧した。

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(地図)愛知県弥富市三重県木曽岬町の位置。OpenStreetMapより。作者 : OpenStreetMap contributor。

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(左)弥富駅。赤は名鉄の車両、オレンジはJR東海の車両。(右)弥富市役所。

 

弥富市立図書館

 弥富駅/近鉄弥富駅から南に5分ほど歩くと弥富市役所がある。市役所の隣の建物が弥富市立図書館だが、市役所の一部の部署も入っており、(弥富市役所の)図書館棟とも呼ばれる。3階建の建物の1階・2階の一部・3階が市役所であり、2階の大部分が図書館となっている。

 館内の一部では樟脳のようなにおいがした。弥富市といえば「弥富金魚」で有名だが、金魚関連本が別置されていることもなくがっかり。参考郷土資料室には分厚い参考図書がずらりと並んでいるが、弥富市に関する資料はわずか3段だった。入口の盆栽がいかめしい雰囲気を出している。コピー機は事務室にしかなく、複写をしたい場合は職員に頼んで取ってもらう必要がある。

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 (左)参考郷土資料室。弥富市の資料は正面右端の3段のみ。(右)金魚関連本は別置されずに開架に。

 

 この図書館の配架の仕方は独特。0類から9類まですべて「右から左」に並んでいる上に、小説は「著者のあいうえお順」ではなく「著者のABC順」に並んでおり、「あ」(=A)から始まる著者の次は「ばびぶべぼ」(=B)から始まる著者、その次は「ち」(=C)、「だぢづでど」(=D)、「え」(=E)という謎仕様。これには頭が鍛えられた。

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(左)館内。(右)236の定点観測。スペインの右にドイツがあるなんて。

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(写真)小説の書架。右から左順、ABC順が斬新。安生(あんじょう)正の次が坂東(ばんどう)眞砂子

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(左)入口近くの新着本は面展示多めで目立つ。(右)フロア中央部にあるAVコーナー。