ウィキペディアで図書館記事を書いている方に利用者:Miyuki Meinaka - Wikipediaさんという方がいる。もともとは三重県伊勢志摩地方の地理記事を中心に活動されていた方ですが、2016年後半には三重県の図書館記事を精力的に作成され、2017年には長野県の図書館や指宿市立図書館などの記事を作成されています。私はMiyukiさんのファンなので、どこかでお会いできないかな。
アカウント別のメインページ掲載記事数
2016年以降(2017年3月15日時点)にメインページに掲載された(≒一定の質を持った)図書館記事の数をアカウントごとに比較するとこんな感じ。
27記事 Asturio Cantabrio(陸前高田市、TOYAMAキラリ、富山市、金沢海みらい、越前市、鯖江市、伊那市、上伊那図書館、熱海市、静岡市立御幸町、ぎふメディアコスモス、津島市、一宮市、稲沢市、清須市、みよし市、大府市、東浦町、武豊町、安城市、岡崎市、田原市、近江八幡市、江北図書館、赤穂市、瀬戸内市、男木島図書館)
25記事 Miyuki Meinaka(鹿嶋市、山中湖村、飯山市、喬木村、川上村、飛騨市、飛騨市神岡、高山市、三重県、伊賀市、熊野市、尾鷲市、紀北町、大台町、少女マンガ館TAKI、松阪市、伊勢市、津市、鈴鹿市、菰野町、いなべ市、桑名市、桑名市中央、丸亀市、指宿市)
4記事 掬茶(秋田県、東京都、千代田区、大学図書館)
2記事 Unimoi(武蔵野市、静岡県)
都道府県別にするとこんな感じ。Asturio Cantabrioは愛知県を中心に中部地方をまんべんなく。Miyukiさんは三重県中心。
なお、やってることのレベルは文句なしにMiyukiさんの方が高い。Asturioは規模が大きく文献が豊富な愛知県の図書館記事を書いていますが、Miyukiさんが書いているのは規模が小さく文献に乏しい三重県の図書館記事です。Asturioは愛知県民ですが、Miyukiさんは三重県民ではなく関東在住です。
27記事 Asturio Cantabrio(岩手1、富山2、石川1、福井2、長野2、静岡2、岐阜1、愛知11、滋賀2、兵庫1、岡山1、香川1)
25記事 Miyuki Meinaka(茨城1、山梨1、長野3、岐阜3、三重15、香川1、鹿児島1)
4記事 掬茶(秋田1、東京2、その他1)
2記事 Unimoi(東京1、静岡1)
ウィキペディアの記事評価制度
ウィキペディアには記事の質を評価する制度があります。「新着記事/強化記事」(メインページ掲載)と「月間新記事賞/月間強化記事賞」は相対評価の制度、「良質な記事」と「秀逸な記事」は絶対評価の制度です。
新着記事/強化記事は70点の記事、月間新記事賞/月間強化記事賞は75点の記事、良質な記事は80点の記事、秀逸な記事は90点の記事、と考えるとわかりやすい。なお、ウィキペディアに完璧な記事はありません。
Asturio Cantabrioがいままで作成した図書館記事は27記事、メインページに掲載してもらった図書館記事も27記事。これらの記事評価制度、所詮は内輪で行っている投票/選考ごっこではありますが、見本になりうる記事の目安として常に意識しています。
図書館記事の評価
2016年以降にメインページに掲載された記事(70点以上の記事)は61記事。一週間に1回以上の頻度で図書館記事がメインページに掲載されています。うち18記事が月間新記事賞/月間強化記事賞(75点の記事)を受賞し、15記事が「良質な記事」(80点の記事)に選ばれています。61記事という記事数は、「図書館」が「鉄道」や「競馬」や「イスラーム」のようにひとつのジャンルとして確立されたと言える記事数かもしれません。
アカウント別の良質な記事数
「良質な記事」に選ばれた記事数では、Asturio CantabrioとMiyukiさんにはやや差があります。これは作成した図書館の規模や文献量の差に加えて、Asturioがこれらの投票/選考に積極的に参加している(≒自分で書いた記事にも投票する)ことも大きいと思われます。
11記事 Asturio Cantabrio(陸前高田市、富山市、伊那市、静岡市立御幸町、一宮市、稲沢市、津島市、安城市、岡崎市、田原市、近江八幡市)
3記事 Miyuki Meinaka(高山市、飛騨市、松阪市)
1記事 Unimoi(静岡県)