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振り返ればロバがいる

Wikipediaの「利用者:Asturio Cantabrio」によるブログです。ロバです。

伊勢市を訪れる

人口10万-15万クラスの町には、もうほとんど単館系映画館など残っていない。ミニシアター系作品のみを上映して維持するのはもっと難しい。映画館の話をしているとしばしば伊勢進富座が話題に上る。進富座は東海地方で唯一訪れたことがないミニシアターだった。

先週木曜日の図書館総合展では皇學館大学がちょっとしたマイブームだった。伊勢うどん用の割り箸をもらったことだし、熱の冷めていない月曜日に伊勢市を訪れた。伊勢河崎商人館、皇學館大学附属図書館、伊勢市立伊勢図書館、進富座の4か所を目指す。

 

伊勢河崎商人館に行く

月曜日は午後から雨の予報。折り畳み自転車を持っていくことを諦めた。近鉄三重県内に入るとすぐに雨が降り始めたが強くはならなかった。伊勢市駅で降りて河崎まで歩く。お昼は河崎の「つたや」でうどんを食べる。ふみくら倶楽部でもらった割り箸を出して待っていたらお店の方に笑われた。うどんはコシがない。

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記事「伊勢春慶 - Wikipedia」には写真がない。イベント時に撮らなかったのか、あるいは撮れなかったのか知るため伊勢河崎商人館に向かう。12棟が国の登録有形文化財に指定されている。

心施設である資料館の一角には図書コーナーがあり、自治体史や地域写真集などが置かれている。その中には伊勢春慶の資料を集めたファイルがあった。関連資料を網羅しているかは怪しかったが、記事「伊勢春慶」に使われていない文献があったのでメモを取る。著者名と論文名から検索したら『海と人間』に収録されている論文だった。

商人蔵カフェでは販売品である伊勢春慶の写真を撮らせてもらった。蔵の裏手には船着き場があるが、昔は伊勢湾がこの辺りまで迫っていたんだろうか。向かいの伊勢春慶デザイン工房を紹介してもらう。公式サイトには開館日が「土曜日及び日曜日」とだけ書いてあるので、月曜日には入れないと思って通り過ぎるところだった。

デザイン工房でも写真を撮らせてもらう。オーソドックス春慶とカジュアル春慶の違いについて聞いた。2階の展示場には気づかず、漆器の底にある黒い目留め「こくそ」の説明写真を撮り忘れた。カジュアル春慶には「こくそ」がない。伊勢春慶の文献がないか聞いたら2003年の雑誌『伊勢人』を出してくれたので定価で買う。

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皇學館大学附属図書館に行く

フットサル観戦で伊勢市内の三重県営サンアリーナに行ったことがある。伊勢市駅から乗ったバスが森の中を抜けたことを記憶している。それが御幸道路 - Wikipediaであることには気づいていたが、道路脇に皇學館大学があることは知らなかった。

附属図書館に向かう。紹介状なしの学外者がさくっと館内に入れたのも驚きだが、館内での写真撮影に寛容なのはもっと驚いた。自大学で同じこと聞いて「(撮影は)できません」と即答されたのを覚えている。

2階はラーニングコモンズ機能を備えており、適度なざわつきの中で勉強する人もおり、談笑する人もいた。人のいないミーティングスペースにカメラを向けていてもさほど視線を感じない。ここでは一般開架室と公開書庫を自由に行き来でき、書庫にパソコンを持ち込んで勉強できる。15時頃から16時頃まで附属図書館にいた。

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伊勢市立伊勢図書館に行く

宇治山田駅伊勢市駅をはさんで逆側にある伊勢市立伊勢図書館まで歩く。自転車を使えたら効率がよかった。カウンターで黒青のベストを見ると写真撮影を断られるのではないかと身構えるが、首から下げる撮影許可証を渡された。カウンター前に見どころが多い。図書館まつりを開催中だそうで、書庫見学などの「図書館ツアー」(11/26)が面白そう。定員は5人と少なく、すでに募集を締め切っていた。

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進富座に行かない

伊勢進富座 - Wikipedia近鉄宮町駅やJR山田上口駅に近い。進富座は伊勢市唯一の映画館であり、三重県唯一のミニシアターである。伊勢市街地から最寄りのシネコンまでは16kmの距離があるらしく、学生が気軽に映画を観に行くことはできない。進富座がミニシアター系作品しか上映していないのには疑問も感じる。

進富座では名古屋で見逃していた『栄光のランナー』を見たかったが、月曜日は休館日だった。時間的な余裕もなかったため、外観の写真を撮るのも諦め、伊勢市駅から近鉄に乗って帰る。また伊勢に来る口実ができた。

・ところで皇學館大学は「こうがくかん」ではなく「こうがっかん」なんですね。岡野先生やふみくら倶楽部の方と話すときにも間違えてしまった。

 

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お茶を濁すために最近の岡崎市立中央図書館の写真を掲載。夕暮れ。