振り返ればロバがいる

Wikipediaの「利用者:Asturio Cantabrio」によるブログです。ロバです。東京ウィキメディアン会・関西ウィキメディアユーザ会所属。図書館界で静かなブームとなっている(?)ウィキペディアタウンの参加記録、図書館の訪問記録などを書きます。

TOYAMAキラリと金沢海みらい図書館に行ってきた

7月最後の週末には富山に行ってきました。

 

金沢海みらい図書

往路は特急しらさぎを使ったため、富山に着く前には金沢海みらい図書館にも足を延ばしています。こちらは金沢の中心市街地から10km弱離れていて、図書館好きか建築好きでないと行きづらい。さすが国際的な建築物だけあって写真撮影の許可は手慣れたもので、撮影許可申請書が用意されていました。この申請書は公式サイトでもダウンロードすることができます。

撮影目的には「SNSなどへの投稿、Wikimedia Commonsへのアップロード」と書いたのですが、担当の職員さんを困らせてしまいました。SNSへの投稿を申請する個人は多いようですが、Commonsへのアップロードなどという撮影許可申請は前例がないということです。まあそうですよね。

メディアが海みらいを取り上げる際には原則として図書館側が提供する写真を使用しなければならないとのことです。Commonsが「いろんな場所で使用される可能性があるサイト」だということは知っておられ(もしかしたらその場で検索したのかも)、やや警戒されたのですが、結局は「利用者の顔を写さない」というごく当たり前の条件のみで申請を許可してもらうことができました。

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(1枚目)6000個の窓が付いた外観。(2枚目)図書館内部の窓から外を見たらいろんなものが見える。

 

TOYAMAキラリ(富山市図書館本館)

富山を訪れた一番の目的は「フォルツァ総曲輪」というミニシアターに行くこと。金沢のシネモンドと並んで北陸を代表するミニシアターですが、フォルツァ総曲輪は9月末で休館してしまうのです。フォルツァ総曲輪とTOYAMAキラリは直線距離で150mしか離れていないため、上映開始10分前までは図書館でバシャバシャと写真を撮っていました。

翌日午前中にもTOYAMAキラリを訪れ、建物内部の写真を撮りながら特に郷土資料を物色します。岐阜のメディアコスモスと同じように郷土資料は少なめで、専門的な文献に強い富山県図書館とのすみわけを意識していそう。

 

特徴的な中央部の吹き抜けを挟んで、3階から6階の北側は富山市図書館本館、2階から6階の南側は富山市ガラス美術館があります。通常の複合施設ではフロアごとに入居者が分かれていますが、TOYAMAキラリでは図書館と美術館が同一フロアに同居。

当然ながら図書館の利用者を美術館に呼び込むことを狙っているのでしょうし、新聞記事を読むと実際に美術館の入場者数に効果が表れているようですが、その効果が最大限に現れるにはまだまだ時間がかかるようです。

メディアコスモスでは自館に言及する新聞記事をすべて集めたスクラップブックがありましたが、TOYAMAキラリにはそのような資料がありませんでした。新聞記事検索を行ってもTOYAMAキラリに言及している記事は少なめ。

 

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(1枚目)西日を反射する建物の北面=表面。(2枚目)よく紹介される構図。斜めに開いた吹き抜け。(3枚目)隈研吾建築都市設計事務所のオリジナルだという書体のサイン。(4枚目)気づかない人もいるであろう、南面=裏面の壁面緑化&ソーラーパネル

 

 

高岡市図書

あまりにも暑かったため富山の町を歩くのは避け、あいの風とやま鉄道で高岡市に行く。路面電車万葉線に初乗車。特徴的な赤い車体の電車が来ることを期待していたのですが、ドラえもんが描かれたトラムでした。その帰りには高岡駅前の「ウイング・ウイング高岡」にある高岡市図書館に。飲食店・ホテル・県立高校・生涯学習センター・図書館が同居するというユニークな複合施設です。

申請書があり写真撮影は可能、撮影時には司書が付き添う、SNSへのアップロードは避けてほしいとのことでした。付き添ってくださった司書さんは2週間前に名古屋に行った(7/3・7/4の図書館問題研究会 名古屋大会とかかも)とかで、親切に対応してくださいました。

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 (1枚目)万葉線ドラえもんトラム。(2枚目)高岡駅前。左のビルに高岡市図書館が入っている。

 

帰りは富山=名古屋間「毎時1本」が売りの高速バスを使うので、高岡駅から富山駅へ。高速バスに乗る前にセントラムに乗って富山市街地を回っていると、富山城址公園に近づいたときに富山市図書館旧館が目に入りました。図書館が単独で写った写真を見ていた時には気づかなかったのですが、10年ほど前にこの図書館に入ったことがあることにハッと気づきました。