振り返ればロバがいる

Wikipediaの利用者であるAsturio Cantabrioによるブログです。「かんた」「ロバの人」などとも呼ばれます。愛知県在住。東京ウィキメディアン会所属。ウィキペディアタウンの参加記録、図書館の訪問記録、映画館跡地の探索記録などが中心です。文章・写真ともに注記がない限りはクリエイティブ・コモンズ ライセンス(CC BY-SA 4.0)で提供しています。著者・撮影者は「Asturio Cantabrio」です。

特殊文庫の名前に残る「羽田野敬雄」と「村上忠順」を作成する

羽田野敬雄 - Wikipedia

村上忠順 - Wikipedia

 

ウィキペディアに羽田野敬雄(はだのたかお)と村上忠順(むらかみただまさ)を作成した。共通点が多いふたり。「三河地方の国学者としては『東の羽田野、西の村上』として知られたという点に興味をもって同時に作成した。羽田野は吉田藩、村上は刈谷藩で活躍し、両者の名前は豊橋市立中央図書館と刈谷市立中央図書館が所蔵する特殊文庫の名前として残っている。

1 幕末から明治期の国学者

2 三河国出身。故郷で活躍。

3 近代的図書館活動に貢献。(村上はちょっと違う)

 

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 児島基隆(1819-1887)による『村上忠順翁肖像』 (刈谷市中央図書館所蔵)

 

まずは名前でググって1ページ目にあるような資料で概略を作成。参考になりそうな文献をメモ。その後愛知県図書OPACで名前の検索をかけて文献を収集して本文を構成。

文章だけでは味気ないので写真を追加。本人、師、文庫を所蔵している現在の図書館。村上は刈谷市中央図書館のサイトにあった画像をアップロードしている。今回はがっつり作りこんだわけではないので、新着記事クラスの12,000-13,000バイトになった。

 

 

今後の課題

・「羽田野敬雄」「村上忠順」でヒットする文献を使っただけなので、加筆の余地がある。「三河地方の国学」「近代図書館史」のような文献には両者に関連する情報がいろいろ見つかりそう。

豊橋市立中央図書館には約10もの特殊文庫がある。「図書館に関係する郷土の偉人」というのはウィキペディア関連イベントのテーマになりそう。

lib-mus.hatenadiary.jp

 

豊橋・田原地域でおもしろそうな題材

・文献の傾向からいえば、「人物」記事よりも「文庫」記事のほうが書きやすい場合もある。豊橋市でイベントをやるときには「羽田八幡宮文庫」を作成候補にできないか。

豊橋・田原地域で、ウィキペディアに記事がないが題材として面白いものを選んでみた。ウィキペディアタウンイベントでは手堅いテーマとして「寺社仏閣」がある。寺社仏閣は撮影した写真をアップロードする楽しみがあるし、必ず一定量の文献があるが、個人的には祭礼などの文化のほうが興味を持てる。

 

牛川の渡船/豊橋市」 豊橋市の豊川で営業している渡し船。平安時代頃から?

田原祭り|田原市観光ガイド」 田原市の山車祭り。2016年は9月17日・18日。

羽田八幡宮|観る」 豊橋三大祭のひとつ。手筒花火。10月第1週土日。

司忠(つかさ ただし)とは - コトバンク」 豊橋市出身。丸善のワンマン独裁社長。

前芝燈明台|観る」 吉田湊にある日本で2番目に古い木造瓦葺の燈明台。

東田遊郭に泊まってみた」 豊橋市にあった遊郭。まさか記事がないとは。

豊橋市 牟呂発電所址」 豊橋市東三河地方初の水力発電所。