振り返ればロバがいる

Wikipediaの「利用者:Asturio Cantabrio」によるブログです。ロバです。東京ウィキメディアン会・関西ウィキメディアユーザ会所属。図書館界で静かなブームとなっている(?)ウィキペディアタウンの参加記録、図書館の訪問記録などを書きます。

7/2に開館した「みよし市図書館学習交流プラザ」に行く

2016年7月2日(土)、愛知県みよし市に複合施設「みよし市図書館学習交流プラザ」(愛称:サンライブ)が開館しました。

みよし市名古屋市豊田市に挟まれた自治体で、トヨタ自動車の三好工場や明知工場があります。2010年に三好町が単独で市制施行してみよし市となり、2015年には人口が6万人を突破しています。

f:id:AyC:20160706235517p:plain

都道府県・市区町村ランキング【日本・地域番付】によれば

・財政力指数は1.10で全国33位/1764地域

市区町村ランキング情報によれば

・製造品出荷額は9,158億円で全国75位

「住みよさランキング2016」東洋経済オンラインによれば

・「住みよさランキング2016」では全国15位

 

f:id:AyC:20160706235359j:plain

2012年には市役所新庁舎が完成(約44億円)。今回開館した複合施設「みよし市図書館学習交流プラザ」の建設費は約26億円だそうです。上の画像が市役所。

 

まずはみよし市図書館のウェブサイトを見てみます。単独のサイトではなく、自治体公式サイトに内包されています。ウェブサイト上には図書館内部の写真やフロアマップなどが掲載されておらず、施設のイメージをつかむのに苦労します。PCを持ち込めるかどうか、Wi-Fiや電源などが整備されているかはわかりません。

www.city.aichi-miyoshi.lg.jp

開館時間 : 平日・土曜 : 9時-19時、日曜 : 9時-18時

閉館日 : 毎週月曜日、第4木曜日

館外貸出可能者 : 制限なし

貸出冊数 : 2週間20冊

気になる設備

・データベース用PC 2台(中日新聞日経テレコン・聞蔵Ⅱなど)

・インターネット用PC 5台(1回1時間)

・個人ブース 4部屋(2時間)

 

 

開館から数日後の平日の夕方、「みよし市図書館学習交流プラザ」を実際に訪れてみました。この複合施設があるみよし市中心部には鉄道が通っていません。名古屋市中心部からだと地下鉄と名鉄バスを使って1時間弱。豊田市中心部からだと名鉄バスで30分。知立市中心部からだと名鉄バスで35分。車がないと行きづらい。

複合施設内・図書館内それぞれで写真を撮ってもよいか聞きましたが、どちらもダメでした。「調査・研究」のためなら撮影可能な場合があるとのこと。公式サ イトには建物内部の画像が1枚も掲載されておらず、フロアマップすらありません。というわけで写真は外観だけ。

f:id:AyC:20160706235355j:plain

 

1階が児童開架、新聞雑誌、閲覧室。54席の閲覧室にはPCの持ち込みが可能、Wi-Fiや電源はありません。2階が一般開架、参考図書、郷土資料など。書架や机・椅子の配置は新しく開館した図書館としては驚くほど保守的で、直線だけで設計されているかのような印象を受けました。読書テラスは気持ちよさそう。

旧館では開館時間が9時-17時だったのが、新館では9時-19時に伸びたようです。旧館の延床面積は879m2だったのが、新館では約4,000m2にまで増えたようです。

 

みよし市立中央図書館は「図書館ガイド」という名称で事業年報を発行しているのですが、この中央図書館には蔵書がなく、事業年報を閲覧したいみよし市民は愛知県図書館や豊田市立中央図書館に行く必要があります。なんだそれ。

図書館受付で公式サイトの情報量が少ないと伝えたら(愚痴ったら)、フロアマップが掲載されている自治体広報誌「Hot Line」をもらえました。下の画像3枚。

 

f:id:AyC:20160706235324j:plain

f:id:AyC:20160706235327j:plain

f:id:AyC:20160706235330j:plain

1階と3階のマップがごちゃごちゃしているのに比べて、一般開架に充てられている2階のマップはスカスカです。驚くことに図書館内に掲示してあるフロアマップも同じでした。実際にはカウンターからまっすぐ左側に広い通路が伸びており、書架は上(北側)と下(南側)に二分されています。その広い通路には多数の椅子が置かれ、さらに書架の周囲にも多数の椅子が置かれています。

広い通路には「石川文庫」が設置されているのですが、公式サイトや自治体広報誌ではその存在が確認できません。中京テレビで社長を務めた石川恒夫氏の寄贈書5万冊の文庫だそうです。

 

 

300mほど離れた場所にある旧館を見に行きました。入口付近(※建物外です)から中央部を向いて撮影したのが以下の写真。カウンターの構造は残っていますが、書架は解体している途中のようでした。旧館は狭い道路に囲まれ、大通りから見えない位置にありました。

f:id:AyC:20160706235343j:plain

f:id:AyC:20160706235351j:plain

ネガティブなことばかり書いてきましたが、新しい図書館があるというのは本当に羨ましい。みよし市役所から新館までの距離は50m足らず。ゆったりした道路に囲まれているし、バス停は複合施設の目の前です。旧館に比べるとはるかに訪れやすい場所にあり、いままで図書館を利用していなかった市民も来てくれるでしょう。

 

 

体は重いがフットワークは軽い: 【図書館】愛知県内の新公共図書館建設計画状況

こちらのブログによると、愛知県内の図書館の開館は安城市小牧市豊橋市と続きます。安城市中央図書館のtwitterあんず(安城市中央図書館)(@Anjo_Library)さん | Twitterは建設中の建物の工事進捗情報を毎日つぶやいている。豊橋市まちなか図書館は8月6日にシンポジウムが開催されるようです。行きます。

 

みよし市図書館学習交流プラザ
・2016年7月2日開館(済)
安城市図書情報館
・2017年6月1日開館予定
小牧市図書
・2017年度末-2018年度開館予定
豊橋市まちなか図書
・2018年度開館予定

www.city.toyohashi.lg.jp