(※画像はすべてCommonsにもアップ済。館内の画像は写真撮影許可を得ています)
愛知県田原市の公立図書館、「田原市図書館」を加筆した。加筆前の5,000バイトが44,000バイトとなった。
図書館(個別館)の良質な記事は帯広市図書館(主筆Moguminさん)、桑名市立中央図書館(主筆Miyuki Meinakaさん)、CIE図書館(主筆Hisagiさん)。その他図書館分野では、カーリル(主筆にょきにょきさん)、ニューアーク方式(主筆Kkairriさん)がある。主筆者がバラバラなのが興味深い。この中で帯広市図書館と桑名市立中央図書館の書き方を参考にさせてもらった。
田原市は愛知県最南端にある自治体。太平洋に突き出た渥美半島全域が自治体域であり、新幹線駅のある豊橋市と接している。メロン、キャベツ、花卉(いわゆる電照菊とか)などを生産しており、農業産出額は全国第1位。レクサスを製造しているトヨタ自動車田原工場などがあるおかげで、人口6万人強の小都市ながら製造品出荷額では全国で10-20位に位置する。田原藩は渡辺崋山の出身地。
田原市図書館は愛知県有数の公立図書館である。開館は2002年。1人あたり貸出冊数では常に愛知県トップを争う。事業年報や公式サイトでは積極的に情報を公開しており、図書館関係雑誌には館長や司書さんの寄稿がある。建築方面でも言及されている。大規模館ではないが、このような資料のおかげでそこそこ充実した記事になった。
田原市図書館と同時進行で、陸前高田市立図書館、瀬戸内市市立図書館、伊那市立図書館の資料集めも行っている。陸前高田市は2011年以降の記述が多くてバランスが悪く、まだ新館完成前の瀬戸内市は文献そのものが少なくて苦戦し、豊かな歴史を持つ伊那市は書くべきことが多すぎて放置中。図書館記事はなかなか難しい。
私が住んでいる愛知県図書館は「東海北陸地区県立図書館間の定期宅配便」(愛知・岐阜・三重・石川・福井・富山)http://current.ndl.go.jp/e1493という取り組みをおこなっている。この取り組み自体は素晴らしいが、長野県が入っていないのが残念。