スペイン=ブルガリア合作の映画「AUTOMATA オートマタ」。
2044年の地球を舞台に、プロトコル(基本原則)を侵したヒューマノイドを調査する保険屋の物語。
監督(ガベ・イバニェス)や主演(アントニオ・バンデラス)はスペイン人、スタジオはブルガリアの首都ソフィアだそうです。
バンデラス以外の出演者は見覚えのある顔ばかり(※ただし名前は知らない)ですが、監督はウィキペディアスペイン語版にも記事がないらしい。
スペインには珍しいSF映画で、製作費は1500万ドルとハリウッド級。
内容もいい意味でスペインらしくない出来でした。
評価は賛否両論で否定的な批評が多いのですが、私はこの映画から得るものがありました。
物語前半は建物内がメインですが、物語後半はずっと砂漠の中で物語が進行します。
この砂漠のロケ地は、やはりアメリカ中西部でしょうか。
天下のバンデラスさんが主演するだけあって、ハリウッド級の迫力ある砂漠でした。
先月まで「未体験ゾーンの映画たち」で公開されていたアクションコメディ「スパイ・タイム」のロケ地は、スペイン北部・ナバーラ州にあるバルデナス・レアレス。
設定はアラブ諸国なのにロケ地はスペイン国内というギャップもB級感の演出に役だっていました。